年齢による差別!?自己都合退職から会社都合退職になった話

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女性だからこそ働きやすい職種や職場があります。そしてその中でも、年齢とともに働きづらくなってくる職場もありますよね。店舗によりますが、販売員とかホールスタッフなどは若い女性の方が良いという傾向があります。

年齢が重なるにつれ、このままだと働きづらいと本人も感じることが出てきますし、会社側も同じことを考えるようになります。

そんな時に、あなたならどうしますか?
今回は、自己都合退職から会社都合退職に大逆転させた体験談も含めてご紹介しましょう。

まずは体験談をご覧ください。

年齢とともに厳しくなってきたファミレスのホール係

私はファミレスのホール係として10年以上働いていた40代前半の女性です。
職場には私と同じ年頃、私と同じシングルマザーの同僚がいました。

彼女とともに昼の看板として貢献してきました。
そして、薄々は感じていました。私たちはこのファミレスのフリフリの制服が似合わない年頃になっている事を。

私はいつまでこの安月給で、60歳までこの職場のホールでこの服を着ているのかと不安にかられており、転職サイトや求人誌はいつも見ていました。

ですがやり慣れた仕事もなかなか捨てきれず、今までの店長もなにかと私や、私と同じ年頃のシングルマザーの同僚に頼ってきており、なかなか転職活動に本腰は入れられない生活がはや10年過ぎました。

新しい店長から受ける酷い対応


しかし、ある時突然、このファミレスを経営しているオーナーが替わる事になって状況が一変します。今までの店長も辞め、新しい店長が雇われ、雰囲気も変わりました。

とたんに私たちオバサンは邪険に扱われるようになったのです。新しい店長はどうしても若い女子を昼間のシフトに入れたいようで、あからさまに私たちに嫌がらせと思われる言葉を発し、辞めたくなるように仕向けています。

そしてある時、何の相談もなく、ずっと平日の昼間働いていた私たちオバサン2人ともがシフトが深夜に入れられていました。私たちはシングルマザーでしかもまだ幼い子供もいるので、深夜に働けない事は重々承知のはずです。嫌なら辞めろという事だと思いました。

権利を主張して苦労しながら居続けるより、早く次のところを見つける事を優先させようと思い、私はさっさと辞めました。もう一人の同僚も辞めはしたのですが、彼女は転職とは違うことにエネルギーを費やしたのです。

労働基準監督署へ訴え続けた同僚

彼女が転職せずにエネルギーを費やしたのは、労働基準監督署へ訴えることでした。その結果、その同僚が頑張ってくれたおかげで、私も自己都合退職だった退職理由が会社都合退職という事に認められました。

3ヵ月間の給付制限がつくと思っていた失業給付金がすぐに受けられることになりました。また、突然何の相談もなくシフトが深夜に移動して突然働けなくなった最後の1か月間の給与の替わりに「解雇予告金」もいただく事になり、これは予想外でびっくりしました。

同僚に、法律の専門家に手伝ってもらったのかと聞いたところ、全部ネットの知識を集めたり、無料相談を探したり、労働基準監督署に通いつめて訴え続けたと言います。私は何もせず、ついでに認めてもらえたのはとてもラッキーで骨を折った同僚に申し訳ないと思いました。

それでも同僚はまだ怒りが収まっていないようで、侮辱した謝罪をさせたいとも言っていました。

おこぼれに預かった私がこんな事を思うのはとても申し訳ないのですが、同僚の執念と粘着が怖くなりました。私は、まだまだこの地域に生活していく上で、子供達の生活に誰が関係していくか分からないのだから、あまり逆恨みを買いたくはないと思っています。

あれから風の噂に聞くと、新しい店長だった人はすでに干され、また別の新しい雇われ店長が就任したとの事。ファミレス側も相当懲りたんじゃないかと思います。私たち2人を不当に解雇したレッテル、出費、労基の調査の時間的精神的摩耗も相当なものだと思います。

いざという時に困らないために行っておきたいこと

ここまで実際にあった体験談をご紹介しましたが、どう思われたでしょうか?

働く側に都合があるように、会社側にも都合があります。
サービス業でお客様相手をするのであれば、若い女性が接待した方が良いという考えのお店はいくらでもあります。

ずっと支えてくれたスタッフに対し、今までの業績を評価して、年齢に合った別のポジションや仕事を与えてくれる会社ならいいのですが、そうではなく嫌味な方法で自己都合退職するように仕向けてくることも出てきます。
上司が異動してきた場合などは、今までの働きぶりを見ていないのだからなおさらです。

この体験談の場合、ハッキリと話し合いもせずに本人の意志を無視して自己退職させようとする店長の態度は悪かったですし、労働基準監督署へ訴えるということも間違ってはいません。早く次のところを見つける事を優先させようと思った体験談のご本人の意見も正しいです。

何が正しいのかは部外者が判断できることでもありませんし、起こした行動の結果も状況によって変わってくるものですから、何が本当に正しかったのかは誰も答えは出せないでしょう。

ただ言えることは、何かあってから動くのではなく、このままこの仕事でずっと働いていけるのだろうか?と不安に思ったら、万が一に備えて準備はしておくべきだということですね。

雇われる側の立場は弱いものです。
戦力外だと言われてしまえば、退職する際の対応や待遇が良いにしても、辞める以外の道はなかなかありません。会社側に打診されてから何か対応しようと思っても、遅いのです。

だからこそ、転職サイトを見ているのだけではなく、転職エージェントに登録して自分に合う職場を探す活動をしていれば、すぐ次の仕事が見つかるかもしれませんし、会社の無謀な対応に対しての相談もできるでしょう。

辞める意志がハッキリしないのに転職エージェントはちょっと…と迷う方なら、スキルアップをしておきましょう。パソコンスキルを上げたり、資格を取得するなどしておけば、何らかの役に立つはずです。

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