既卒と第二新卒は違う？就活ポイント＆おすすめ転職エージェント

就職活動中は新卒・既卒・第二新卒など、ややこしい言葉がたくさん出て来ます。実は例に挙げた3つの言葉は意味が異なるため、事前に理解しておくことが大切です。

今回は既卒と第二新卒に着目して、どのように就職活動すれば良いか説明します。おすすめの転職エージェントも紹介するので、是非最後まで読んでくださいね！

誰でも分かる！既卒と第二新卒は何が違うの？

まず、「既卒」は中学・高校・大学といった学校を卒業してから、1度も就職した経験がない人を指します。就職活動が上手くいかずに就職できなかった、留学していたなどの理由で既卒となる人が多いです。

ちなみに、「フリーター」はパートやアルバイトで働いている人を意味するので、「既卒＝フリーター」と考えることもできます。しかし、1度でも就職したことがある人は既卒ではなく、フリーターに分類されます。

一方の「第二新卒」は学校を卒業して1度企業に就職したが、数年以内に退職した若者のことです。卒業して1～3年以内で、25歳以下の人が第二新卒となります。つまり、既卒と第二新卒の大きな違いは、就職経験の有無ということです。

どちらも比較的若い人が分類されるため、近年は企業の需要が高まっています。なぜなら新卒の約3割が3年以内に企業を退職するので、人材不足が問題になっているからです。

新年度が始まる1～3月、下半期に突入する7～9月は既卒と第二新卒の求人が多く見られます。逆に新卒採用に力を入れている4～6月、既卒や第二新卒の転職最盛期が過ぎた10～12月は募集人数が少ないです。タイミングを見極めて、需要が高い時期に転職活動することがポイントと言えるでしょう。

既卒と第二新卒が就職活動する時のポイント

まず、既卒者は新卒と中途、どちらの採用枠で応募するか検討する必要があります。新卒採用枠で既卒を募集している企業は全体の70％（2015年調査）を超えているため、実は採用されるチャンスが豊富です。ただし、「卒業後3年以内」などの上限が設けられている点に注意してください。

既卒者は卒業後どのように過ごしていたか説明することがポイントです。
資格取得の勉強、または業界を研究するためにアルバイトしていたなどの経験をアピールすると高く評価されるでしょう。

中途採用枠は社会人経験のある人と競うことになり、優れた能力が求められます。「未経験可能」「経歴不問」と求人に掲載されている場合は、既卒でも応募することが可能です。

既卒者は転職エージェントを上手く活用して、転職活動を行うと良いかもしれません。転職エージェントはキャリアアドバイザーが活動方法や面接対策など、あらゆる部分をサポートしてくれます。
既卒者の応募できる企業だけを紹介してくれるため、効率が良いです。

 
第二新卒は短期間でも、社会人経験のあることが最大のアピールポイントとなります。教育する手間やコストがかからないため、企業の需要は非常に高まっています。

第二新卒者向けの就活イベントに参加すると、多くの企業を比較しながらリアルな情報を入手できます。既卒者と同じように転職エージェントを活用する方法もアリです。自己分析のサポートや非公開求人の紹介をしてくれるので、無駄のない転職活動を行うことができます。

実際に転職活動する時は、前職の退職理由を説明することが大切です。
どうして失敗したのか分析して、正直に伝えれば問題ありません。ただし、マイナス部分で終わらずに失敗から何を得たのか、今後どのように成長したいかまで説明することがコツです。

また、黒色のスーツは就活用や礼服に見えるため、紺色かダークグレースーツを着れば社会人のマナーが備わっていることをアピールできます。ネクタイ・ベルト・シャツのシワなど、細かい部分までこだわることが成功する秘訣です。

おすすめ転職エージェント2選！

『ウズキャリ既卒』は既卒者専門の転職エージェントなので、非常に便利です。独自の選定基準でブラック企業は排除しているため、安全性の高い優良企業に絞って活動を実施できます。
面接対策に重点を置き、徹底したサポートを受けたい人に最適です。

『第二新卒AGENTneo』は第二新卒向けの転職エージェントで、入社前研修に参加できるメリットがあります。電話の対応方法や名刺交換の仕方を学べるため、社会人マナーを復習したい人に向いています。

既卒や第二新卒専門の転職エージェントを活用⁉

既卒や第二新卒に求められているのはスピーディーに会社に馴染んで、即戦力になることです。最近はスキルより内面を重視する企業が多いため、人間性を磨くことが転職活動を成功させるコツと言えるかもしれません。

 
今回紹介した所以外には書類審査不要の企業を教えてくれる『就職Shop』や、求人がバリエーション豊富な『マイナビジョブ20’s』などの転職エージェントが評判です。既卒や第二新卒に特化した転職エージェントの方が成功率が高いので、是非活用してみてください。