既卒者が知っておくべき4つのポイント!就活における新卒との違い
就職活動において、既卒は新卒より不利といわれることが多いです。
しかし両者の違いを理解して、それらに注意して活動すれば、必ずしも内定を勝ち取るのは難しくはありません。
そこで今回は、既卒者が気を付けるべき4つのポイントを紹介します。
一流大学でも関係ない?学歴が評価されないケースも
日本は学歴社会といわれており、新卒の場合は学歴が就職の成否に大きく影響します。一流の大学を卒業していれば、そこで学業に励んだことが信頼につながるからです。
そのような大学に対しては、推薦された学生を採用する特別な枠を設けている企業もあります。このように新卒にとって学歴は、非常に大きな武器になるといえるでしょう。
しかし既卒の場合はいくら学歴が良くても、それで就職が有利になるとは限りません。既卒というと新卒のときに就職活動に失敗したイメージが強く、それに伴って学生時代の活動も失敗していた印象を持たれてしまいがちです。
就職に有利なはずの一流大学にいたのに既卒者になってしまった場合は、なおさらそう思われるかもしれません。そのため提出書類や面接において、学歴に固執してアピールしようとすると悪い印象を与えてしまう恐れもあります。
熱意だけでは足りない!アピールする材料を作ろう
企業が新卒を対象に採用活動をする場合は熱意を重視するのが一般的です。
まだ社会人の経験がないのでスキルや知識が少ないことは分かっており、それよりは成長していこうとする主体性に期待しています。
既卒者も社会人経験がないことや、主体性が重視されることは新卒と共通です。しかし、熱意があるだけでは物足りないと評価されることがあるので注意しましょう。熱意しか持ち合わせていないと、卒業してから就職活動を再開するまでの間を無駄に過ごしていたように思われかねません。
そのような事態を避けるには、資格の取得を目指して勉強するなど、自分を磨いておくことが重要です。就職したい業界のアルバイトをして、働く経験を積んでおくのもおすすめです。
このように企業に貢献できる人物であることをアピールできる材料を作っておきましょう。
新卒だけでなく転職希望者もライバル!
新卒と既卒では内定を競うライバルにも違いがあります。新卒が就職活動をするときのライバルは同じ新卒だけです。しかし既卒で中途採用の枠に応募した場合は、転職希望者がライバルになることも少なくありません。
中途採用を行う企業は、プロジェクトを立ち上げたり人員が欠如したりして、即戦力となる人材を求めているのが一般的です。そのため既卒者が、社会人経験が豊富な転職希望者に勝つのは簡単ではありません。
勝ちたい場合はスキルや知識だけでなく、転職希望者より勝っている若さをアピールすることも一つの手です。
たとえば数年に及ぶ長期的なプロジェクトのために中途採用をするのであれば、長く携われる若手のほうを優先する可能性もあるでしょう。若さを活かして多くのことを吸収する柔軟性や意欲を見せる方針も視野に入れておくと良いです。
面接の質問内容も違う?既卒者になった理由など
面接ではさまざまな質問をされることになります。
しかし新卒と既卒とでは内容に違いがあります。たとえば新卒の場合は、学生時代の取り組みなどを重点的に聞かれます。
その一方で既卒の場合は、就職しなかった理由や卒業してからの過ごし方などを尋ねられることが多いです。
既卒者になった理由を言い訳のように話すとマイナスの印象を与えるので気を付けなければなりません。就職活動に失敗したのであれば、その原因の分析結果や成功のために努力していることなどを伝えるほうが良いです。
またネガティブな表現を使わないことも大切です。
たとえば「インターネットを使って暇つぶしをしていた」というよりは、「ITのスキルを身に付けたくてインターネットを活用していた」というほうが印象が良くなります。
今回紹介したような既卒と新卒の違いを理解して、内定を勝ち取るための準備をしましょう。
おすすめ転職エージェント詳細一覧
-
- リクルートグループならではの業界トップクラスの求人数
- 転職成功のノウハウが詰まった独自サービスを提供!
- 経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート
勤務地 職種 雇用形態 全国 総合 正社員 -
- 求人票だけでは分からない情報を網羅!
- 専門領域・業界に精通したキャリアアドバイザー
- 10年後を見据えたキャリアカウンセリング
勤務地 職種 雇用形態 全国 総合 正社員・派遣・アルバイト・パート -
- 取引企業多数!独占求人も有
- あなた専任のキャリアアドバイザーが徹底サポート
- 20代~30代の正社員転職を無料サポート
勤務地 職種 雇用形態 関東 総合 正社員
既卒・第二新卒の就活関連記事
-
2017.11.27
-
既卒者の「やりたいことがわからない」悩みを解消するための行動とは?
2017.10.13
-
メリットとデメリットは?第二新卒の未経験の仕事や異業種への転職
2017.10.13
-
2017.10.09
-
2017.10.09
-
「未熟者」と思われないために第二新卒が転職で心がけるべきこと
2017.10.09
-
2017.10.09
-
既卒と第二新卒は違う?就活ポイント&おすすめ転職エージェント
2017.10.06
-
2017.10.05