転職するからには年収を上げたいと考えるのはもっともなことですが、あえて給与額にはこだわらずに仕事を選ぶのにもメリットがあります。
代表的な転職のパターンを見てみると、転職をするときに給与以外にも重要なものがあるとわかるでしょう。
モチベーションを上げるための転職
転職をすることによって全く異なる仕事に従事できるようになったり、新しい同僚と働ける環境を手に入れたりすることができます。
現在働いている職場ではあまりやりたい仕事ができていないという時には、自分は仕事として何をやりたいのかをよく考えて転職するというのは賢い方法です。たとえ給与が下がったとしても仕事をするモチベーションが上がるため、前向きに仕事に取り組めるようになります。
一方、職場の人間関係に苦労してきたという人も仕事に対する前向きな気持ちが失われてしまいがちです。このようなときに転職をして新しい職場環境で新たに円満な人間関係を樹立できるとモチベーションが上がります。
同僚との付き合いがうまくいっていると一緒に同じ目標に向けて努力をしようという気持ちが生まれやすくなるからです。
このような形で転職し、仕事に対する前向きな姿勢を手に入れると年収についての問題も克服できることがあります。
転職した当初は年収が下がることになるのは諦めざるを得ない場合があるのは確かです。しかし、仕事に対するモチベーションが高いと成果も上がりやすくなります。結果として昇給や昇進の機会を得られる可能性が高くなると期待できるのです。
ワークライフバランスを重視した転職
転職することによりワークライフバランスを保てるようにするという方針を取ると、年収は下がるのが一般的な傾向です。
それまでずっと仕事に一辺倒になっていた人が、プライベートの時間を十分に確保したいと考えて転職をすることは多くなりました。
残業が多かったり、夜勤や休日出勤が必要になったりすると、プライベートで家族との生活を楽しむ時間も趣味に勤しむ時間もあまり確保できなくなってしまいます。もっと人生を謳歌できるようにするには定時通りに働けて、土日は休みの職場で働くのが良いと考えて転職している人も多いのです。
ワークライフバランスを保ちやすい求人が同じ業界内でもよく見受けられるようになっているので、転職するだけで大抵は問題が解決されます。
また、常勤で働いているとやはり残業が多くなってしまうという場合には派遣社員になって残業を命じられない立場になるという方法を選ぶことも可能です。
非常勤で働いてさらにワークライフバランスを重視するという傾向もあり、特に結婚や出産をした女性が働き続けたいというときに選ばれています。
このような形でプライベートを重視する転職では年収と引き換えに生活を豊かにすることができるのです。
安定して働ける仕事に就くための転職
転職をすることによって仕事の先行き不安を払拭するというのは典型的なものです。業界によってはいつ勤め先の企業が倒産するかわからなかったり、リストラという懸念があることも事実です。
社会経済の状況の変化によって大きく企業の立場が揺らいでしまうような業界もあり、安心して働いていられないということもあります。
公務員や医療業界などのように安定して働くことができる業界に転職することで安心を得るというのは合理的な転職の方針と言えます。
目的を明確にして転職するのが肝心
給与の高さにこだわりを持って転職するのも方法の一つですが、必ずしもそれに執着する必要はありません。転職の目的を明確にして、それを達成できる職場を探して転職すれば成功することができます。
仕事のモチベーションを上げたり、プライベートを充実させたりするのは人生を謳歌する上で重要なことであり、転職によって目指すのは合理的です。
仕事やプライベートに対する不安を払拭するための機会として転職を活用することができるでしょう。
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